内省的な自己反省

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ヲタクと受験 前編

もう2月!?あっという間すぎる、このまま1年ぴゅーーーっとおわってしまうんだろうなぁ。

この時期になるとどうしても受験のことを思い出してセンチメンタルな気持ちになります。

もう2~3年も昔の話ですが、結構記憶も薄れかけてるので、完全に忘れ切るうちに文字にわたしの受験の思い出を文字に残しておこうと思います。ちなみにジャニヲタになったのは大学二年生の夏だから、ヲタクにはあんまり参考にならないかも。でも反面教師になるといいな。

 

高校受験

高校は地元の公立の女子校に通ってました。公立中学から一般入試です。今から考えるともうここからが失敗だったな。高校は県内御三家扱いの進学校かつ伝統校、と言われている事実があります。模試で偏差値70超えないと受からない、とか言われてました。そんな高校を偏差値68の状態で受験、合格。

正直、全然嬉しくなかった。まずね、志望理由がアホ。表面では「文武両道の姿に憧れました」って言ってたけど、本音は家族の勧めと、高校のことを調べるのがだるかったから。あと、進学校に行けばいじめられるリスクが軽減されるかもしれないという話を聞いて。

勉強の仕方もアホ。1日〇時間やる!ってだけ決めて、ひたすら問題集解いてただけ。計画ゼロ。夜中の3時まで勉強してる自分に酔ってた。睡眠不足でメンタルはボロボロだし、頭が働かないから頭使わずひたすら暗記するだけ。当然頭を捻るような応用問題なんて解けません。

模試も、偏差値に囚われてばかりで見直しせずにすぐに捨てるし。でもあれは偏差値にこだわりまくる父親も悪かったと思うよ。ほら、あの年頃って親のジャッジが全て、みたいなところがあるじゃん。で、本来はどこが苦手なのかを見直せばいいところを「努力が足りない!」の一言で一蹴されて、3時間睡眠で勉強してました。アホ。

で、こんな状態で受かったので、当然燃え尽き症候群。なーーーんにもやる気が起きなくて、ぼけっとしてた。反面、同じ中学とか塾で同じ高校を受けた子の中でも受かって当たり前のような子が落ちているのを見て、なんでわたしなんかが受かったんだろう、という罪悪感と、こんな馬鹿が受かってしまったんだから勉強しなきゃ!って思って受験が終わって遊びほうけてる子達がいる間もちょこちょこ勉強してた。まぁその勉強も意味を成すものではなかったけど。

 

高校生活

特別に意思があって入学した訳でもない地元の女子校。燃え尽きてて何も興味が湧かなくて新歓とか部活の見学とか行っても何も心に響かない。学校が楽しくない。友達との距離感が分からない。そんな中、なんとなく弓道部に入ろうとして、でも入って3日でやめて、まだ募集かけてたマンドリン部に入った。ここでもアホを発揮した。同じクラスの、合唱部に入ってた子達がキラキラしてて、わたしもああなりたい!と言って夏休み前にマンドリン部やめて合唱部に入った。自分の意志よ、どこへ行った。合唱部、全国大会にほぼ毎年行くし、午前練のあと午後に自主練という名の強制居残り練あるし、とにかく苦痛でしかなかった。それなのに入ったのは、周りからすごいって言われたかった、ただそれだけ。

進学校なので、もちろん勉強もしなければならない。でも部活がしんどすぎて勉強どころではなかった。部活をやめたかったけど、やめられる雰囲気じゃなかったし、やめた後輩に対する同期の態度も怖かったし、文武両道は当たり前って雰囲気だったし、途中から入ってやめるのもおかしいなって思って、やめられなかった。

そんなこんなであっという間に高校3年生。周りは受験モードなのに、相変わらず部活やってました。全国大会に行ったので、高3の11月まで部活やってた。部活が嫌すぎて、本当は部内で禁止されているTwitterをずーーーーーーーーーーーーーーっとやってた。聞いて?高三の夏の模試の英語の偏差値、39。笑うしかない。

予備校も高三の4月から通ってたけど、授業がつまらなすぎて(理解できてなかっただけ)、途中で切った。もう浪人でいいや、が口癖でした。

浪人するからいいやって言って結局現役は5つしか受験してません。当然全落ちです。あの時の親のわたしを腫れ物に触れるような態度、一生忘れられない。

 

このブログを読んでるかもしれない高校生に伝えたいことは、学業のために部活やめたいならやめてもいいんだよってこと。中学高校の部活のやめちゃいけない文化、なんなんだろうねぇ。わたしは部活で心を病んで勉強に手がつかなくなって大学受験爆死したようなものなので。これじゃあ本末転倒。もちろん、両立させながら早慶上智マーチ現役で受かった子もいるよ、でも結局そういうのって人それぞれなんだわ。やめるは一瞬の恥、やめないのは一生の後悔だよ。これは本当に。今でも高校の部活に対しては根に持ってるし、記憶から抹消したいという矛盾抱えて生きてる。大学生になって、入ってたサークル(ほぼ部活)を思い切ってやめたんだけど、やめると色々楽になるよ。やめるのが怖いのはきっとやめた経験が少ないから。何かを続けるのは素晴らしいことだけど、心を病んでまで続ける必要ないよ。時間勿体ないよ。特にこれから高三になる皆さん。もし勉強に本腰入れたいけど部活が引っかかる、って子はやめるのも視野に入れてみては。もちろん、引退まで続けたい!って子は最後まで頑張って。

 

受験のことを書いてたのに部活のことばかりになってしまった。後編は、浪人生活についてまとめます。